日本と中国の商標に関する違い/日本一わかりやすい中国商標

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日本と中国の商標に関する違い

日本と中国の商標の分類の違いについて

■日本と中国は同じ国際分類表を採用している

中国商標は、日本の商標と同様に基本的にはニース協定に基づく国際分類表を採用しておりますので、極端に大きな違いというのは御座いません。

日本で使用している国際分類表というのは日本語版ですが、中国で使用されている国際分類表は中国語版ですので、それに従い出願申請をすることになります。

各言語で作成されている用語の意味合いが日本語版と中国語版の国際分類表では異なっていることもありますので注意が必要です。

また、大きな違いは無いとは言いましても、その国にしかない独特の商品・サービスなどが御座いますので、その点に関しての分類は違ってきます。

 

■日本とは分類が異なることもある

中国商標の出願をするという場合には、商標自体に関してはもちろんのことですが、さらに指定商品に関しましても的確に指定していく必要が御座います。ここで、日本語版と中国語版での違いが分からないと、せっかく商標登録がされても意味が無くなってしまいますので、登録したい商標がどの分類に含まれているのかということを把握しておかないとなりません。

日本で商標登録されているからといって、全く同じ分類で中国での商標登録となるかどうかは異なる場合が御座いますので、中国語版ではどの分類になるのかということを熟知している専門家、そして高いレベルの翻訳が求められてきます。

 

どうして中国商標登録をした方が良いのでしょう?

■中国ではまず先に商標出願をすることが一般常識

中国でビジネス展開をしていく上で、マーケティングや営業活動の前にまず真っ先に商標登録をする必要があります。では、どうして中国商標登録をしなくてはならないのでしょうか。

それは、もし商標登録をせずに商品の販売などをおこなってしまいますと、第三者に訴えられたりするリスクが高くなってしまうからなのです。

中国国内にてビジネスをしている中国人にとっても先に商標申請をするということは、ごく当たり前の一般常識として考えられておりますし、海外からの申請もかなりの勢いで増えてきていることから分かるように世界での常識ともなっているのです。

 

■商標登録をしなかったために負ってしまうリスク

中国商標というのは先に出願をしたものに権利が与えられる先願主義制度ですので、第三者が勝手に商標出願をしてしまうというケースがとても多いのです。iPad事件を筆頭に、日本の企業名やブランド名、地名、有名人の名前など色々なものが第三者によって勝手に商標出願されてしまっていますし、たとえば中国での展示会で新商品を発表した際や、売り出し始めた際、まだ商標登録が済んでいないと分かると、すぐに取られてしまうという可能性もあるのです。

そうしますと、商品は本物であるにも関わらず、商標を持っていないので偽物だとして訴えられてしまうというリスクもあります。そればかりか、高額で商標権の買取りを要求されるケースもあります。

 

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