中国で、価値ある商標とは/日本一わかりやすい中国商標

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中国で、価値ある商標とは

中国の登録商標マーク

■中国での登録商標マークの使用方法

中国商標法では、これまでは登録商標を使用する際には必ず登録表示をしなくてはならないと決められていたのですが、現在では強制ではなく、任意規定となりました。

中国商標では、商標登録審査期間中の商標に関しましては、TMマークを使用することが出来ます。

さらに、商標登録証が発行されますと、その商標に関しましては®もしくは㊟マークが可能になります。このマークは、「Registered」という単語の頭文字をとったもので、世界的に用いられている商標登録標示のひとつなのです。

中国にて販売する商品や、包装、説明書などにマークを使用できることになります。標示する場所は決まっており、商標の右上か右下となっております。

 

■中国にて登録商標マークを使用するメリット

こういった商標マークがあることによって、きちんと商標登録がされているものであるという証明にもなりますので、中国でのビジネス展開もさらにやりやすくなるでしょう。

中国人は、その商品が本物なのか偽物なのかについて敏感ですので、商標マークがあることによって安心してもらえることになります。

中国にて商標登録がされているかどうかというのは、とても重要なポイントになっているのです。

 

 

中国商標出願前に大切な商標調査

■大切な、商標の事前調査

中国で商標を出願する前に、商標調査をすることが大切です。中国の商標出願数は世界一をほこっており、いわば商標大国とも言えるのです。

したがって、これから商標として登録したいと思っている名前と同一のものがすでに登録されていたり、類似の商標もとても多くなっております。過去における経験上、およそ60パーセント程度は、何らかの類似商標がすでに登録されていたという現状です。

もし商標調査をせずに出願をしてしまったという場合には、せっかく出願したにも関わらず同一や類似の商標がすでに存在していたために登録にならなかったというケースもあり、出願までの費用や時間、労力などが全て無駄になってしまいます。

 

商標が類似していると判断されてしまう基準というのはとても難しく、文字だけではなく見た目や読み方、さらにはイメージも含めて総合的に判断されることになります。ですので個人的に調査をするだけではなく、事前にしっかりと専門的な調査をおこなっておくことがとても重要であると言えます。

これから先もさらに登録される商標は増えていきますので、新しく商標を登録したいと思った場合には、出願の前の商標調査の重要性もさらに高まっていくことになるでしょう。

中国商標には繁体字・簡体字、どちらを使えば良い?

■中国本土では簡体漢字が使用されている

中国本土での中国商標を出願するという場合には、中国語(漢字)での商標出願も考えていくことになりますが、その際には中国本土で一般的に使用されている簡体漢字での出願がおすすめです。外国のブランドなどが中国商標出願をするという際には、ほとんどの場合で簡体漢字を使用した商標になっております。

 

■中国人に浸透させるためには

漢字には繁体字と簡体字の二種類が存在するのですが、主に台湾や香港などでは繁体漢字が使用されており、日本語で使用されているのも繁体漢字です。

しかし、中国本土では簡体漢字が使用されておりますので、一般的な中国人が繁体字を見かけたときには、違和感を覚える人もいるかもしれません。

ですので、中国でビジネスを展開していくためには一般的な中国人の消費者のことを考えていかなくてはなりませんので、早く認識してもらって知名度を高めていくというためには簡体字での商標の方が浸透しやすいと言えるのです。

 

■勝手に改変してはいけない

もし繁体字で商標登録されてしまっているという場合に、簡体字に変更して使用するということは出来ませんので注意しましょう。登録商標というのは、改変して使用することは認められません。

 

縁起をかついだ良いイメージの漢字を中国商標にする

■中国商標には中国語(漢字)名も考える必要がある

自社ブランド名を中国商標出願するという際には、元々のブランド名がひらがなやカタカナ、英語のアルファベット名であるという場合にも、中国語(漢字)での商標も考えていった方が良いでしょう。もし中国語で商標出願をされていないという場合には、そのブランド名を第三者に勝手に中国語にされて商標出願されてしまうというトラブルも考えられるからです。

 

 

■中国人にとって良いイメージの漢字をつける

ブランド名を中国語に変えるという際には、ただ単純に日本語で使用されている漢字に当てはめれば良いかというと実はそうではありません。

中国人にとって、縁起がいい、読みやすい、覚えやすい漢字がお勧めです。

中国人というのは特に縁起をかつぐ傾向があるため、その商標に使用される漢字が与える意味だったり、発音の響きなどに配慮するということが大切です。

中国語で使用されている漢字にも一つ一つ意味合いがありますが、一つ一つが良くても複数を組み合わせた場合にイメージが悪くなってしまうということもありますし、発音の響きが良くないということも気にします。

日本人にとって良い意味の漢字を組み合わせたとしても、中国人が受ける印象というのは全く違った意味合いを持ってしまうということも御座います。漢字の選択を間違ってしまったために、中国国内ではそのブランドが全く浸透しなかったり、商品が売れなかったりというケースもあるのです。

 

 

中国商標には漢字を用いるのがおすすめ

中国で商標登録をする際に、「ひらがな」や「カタカナ」、
「英語」の表記ではなく「漢字」を用いているブランドがほとんどです。

本来であれば漢字を使用しないブランド名であっても、どうして中国商標では漢字にするのか、
それはやはり中国で最も親しみがあり、中国人の心に響くのが母国語である漢字だからなのです。
中国では、漢字を使用した社会ですのでそれに従って商標をつけているという企業が多いのです。

 

漢字を使用していないブランド名の場合には、
商標登録をする際には中国語に翻訳をする必要があります。

中国人というのはその国民性から縁起を大切に考えている方がとても多いので、
漢字を当てはめたときにその漢字の意味や発音の響きなどを考えて良いイメージの名前をつける必要があります。

漢字が持っている意味も日本と中国では異なっていることもありますので、
漢字なら何でも良いというわけではなく、
中国での売り上げを考えた際には良いネーミングになるように考えていかなくてはなりません。

商標が漢字であれば中国人にとって簡単に読みやすくなりますし、
さらにそのブランド名を覚えやすくもなります。ですので、中国での商標には漢字を使用するのがおすすめなのです。

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