木村桜士堂様
-木村桜士堂について教えてください。
1887年(明治20年)京都 清水寺門前にて、京みやげ店を創業し、
以来、京人形やこけしをはじめ、洗練された京みやげ品・工芸品の流通に従事しています。
-中国でのビジネスについて聞かせて下さい。
2009年に大連の展示会で「こけし」を中心にテスト販売(マーケティング調査)し、 「これでいけるのでは」との感触を受けました。これを機に、 2010年10月に、京都府OPEN(万博)商談会GLプラザの地下で販売してきました。
また、上海伊勢丹のジャパンフェアにも催事にも出品するなどし、
日本の「こけし」を中心に地道に売り上げを伸ばしてきました。
こけしは中国では「かわいい!」という反応が多いですね。
国内では生産者の後継者不足など、厳しい環境ですが、
日本の人形文化を途絶えさせないためにも、海外で売ることが非常に大事だと痛感しています。
今後は、何社か有力な代理店を開拓し、国内では日本の生産者とネットワークを構築し、
こけしを中国しいてはアジアに向けて発信していきたいと考えています。
-商標の保護について聞かせて下さい。
2012年の上海ギフトショーという展示会に出品したところ、こけしがとても売れて、
現地のバイヤーから引き合いを頂きました。すぐに屋号の「木村桜士堂」を申請しました。
中国の商標権は1分でも早く申請した者が権利を取得できると聞いていましたので急ぎました。
商標権が取られてしまっては、120年 屋号を守ってきた先代にも顔向けできないですしね・・・
中国は、先に取って後で高額を金額をふっかけてきて売りつける商標ビジネスが盛んなので、 申請し先におさえることで、安心して代理店交渉も進められますね。
概要
会社名 | 株式会社 木村桜士堂 |
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代表 | 木村 安輝 様 |
住所 | 京都府京都市東山区五条橋東6丁目538 |
従業員 | 8名 |
ホームページ | http://www.kimura-ohshido.co.jp/ |